住まいの終活を相談したい

空き家になる前に準備をしておくことで、いざという時に判断をしやすくなります。
まずは、現在のお住まいをどうしたいかを親族と確認しましょう。

空き家になる前にするべきこと

所有し続ける

住み続ける

いざというときに備え、家財や財産等を整理するとともに、ご家族とすまいの今後について話し合っておきましょう。
遺言書の作成、任意後見制度、家族信託等で 備える方法があります。

賃貸する

賃貸するための管理人を決める必要があります。
自身が賃貸の大家さんになることもできます。
賃貸ニーズ等を確認するために不動産事業者等に相談してみましょう。

手放す

売却する

住居や空き家を購入したいという方はたくさんいらっしゃいます。
ただ、空き家になってしまうと急激に損傷が進み、なかなか買い手がつきません。
住んでいるうちから準備を進めておくことで、上手に引き継ぎがしやすくなります。

解体する

建物の老朽化が激しい場合、解体して土地を売却する、という選択肢もあります。
住宅を建てるために土地を探している方も多いので、まずは建物が活用できるか解体したほうが良いのか、建築士や不動産事業者等に相談してみましょう。

まだ分からない

備える

相続対策について、必要性を理解していても切り出しにくさがあると思います。
ただ、何も対策をしないでいると、残されたご家族が困ってしまいます。
ご自身のため、ご家族のために相続や老後について一度ご家族で話し合ってみましょう。

住まいのこれから相談カフェ

毎週火曜日にアツマルセンター立科にて、空き家や家の相続の窓口「住まいのこれから相談カフェ」を開催しています。実家じまいや、いずれ訪れる家の相続など、「空き家になる前になんとかしたいけれども誰に相談したら良いか分からない」という方のために、カフェ形式で気軽に相談できる窓口です。

ご来場の方には、住居版エンディングノート「住まいの住み継ぎノート」を配布してます。
将来のことを今から考えるのはなかなか大変だと思いますが、準備しておくといざという時の負担が減ります。家の終活の最初のステップとして、こちらの相談カフェをまずご利用頂ければと思います。
ご来場お待ちしております。

住まいのこれから相談カフェチラシ

住まいの住み継ぎノート

立科町ではオリジナルの「住まいの住み継ぎノート」を配布しております。
「住まいの住み継ぎノート」とは、現在お住まいの家を空き家にしないために建物の相続や、活用の仕方、また仕舞い方についての情報やご家族の意思を確認しておくためのノートです。
所有している土地・建物、借りている土地・建物などの住所や、将来どのように処理したいかといった基本的な情報を記載できるようになっています。このほか、住宅ローンなどの借入金などについても記載できる欄があります。こうした情報を記載しておけば、家族や次の所有者がスムーズに管理・引き継ぎを行えます。

住まいの住み継ぎノートは、ご家族が元気なうちに話し合いながら記入するのがベストです。
家族間で話し合うきっかけにもなりますし、書き記すことで頭の整理にもなります。

ご自身や相続したご家族などがこんな空き家の問題で困らないよう、放置空き家にしないため、いまのうちから住まいの将来についてご家族で話し合ってみませんか。

PDF版でのダウンロードもできますので、ぜひご利用ください。

住まいの住み継ぎノート